2013年2月10日日曜日

温度計の液切れを直す方法。

油の温度を図る200度までの温度計を
妻が適当に転がしておくものだから液切れしてしまった。
160度のところに8mmくらい、80度のところに6mmくらい、液切れができてしまっています。

※液切れ:温度計の中の赤い液の途中に空気が入ってしまい、
 液が上下や上中下にわかれた状態。
 正確な温度がわからなくなります。


直し方をネットで探してみて、
だいたい直ったのでそれをまとめます。

直す方法は2つ見つかりました。

・火であぶる方法
・トントンたたく方法


▼火であぶる方法

火であぶって、温度計を上限ぎりぎりまで温めます。
理屈は「下の液が上の液に追いついてくっつく」というもの。

→怖くて試していません。
温めすぎて上限を超えると温度計が割れると聞いたことがあります。


▼トントンたたく方法

10~15cm位上から温度計を下に落として、
赤い液溜めをトントンたたく。
固い所でたたくと割れるので、本か何かを下に引きます。

→やってみました。

5回くらいたたいてみましたが、変化はありません。

20回くらいたたいて一度見てみたら、
液切れしている部分がちぎれて細かい液切れが2つ、3つできていました。

様子を見ながらちょっと強めにたたいていたら、
細かい液切れがさらにちぎれて目に見えなくなりました。
よく見るとうっすらと温度計の中を伝って降りていっています。
そのままずっと降りて行き、下の液と一緒になりました。

また3、4回たたくと、ちぎれた液がうっすらと温度計の中を伝って降りて行きます。

つまり、以下の繰り返しです。
1.たたく
2.ちぎれた液がうっすらと降りていく
3.下の液と合流するのを確認する

これを繰り返すうちに液切れはだいたい直りました。
(40度くらいに0.5mmくらいの液切れが1つ残っているけど、料理の温度を測るのには支障がないと思うのでよしとします。)


コツは以下の3つです。
・液切れの量によってかなりの回数をたたく必要があるので、
テレビを見ながらぼんやりたたいたほうがいいです。

・一度にたくさんたたきすぎると同時にいくつもの液が降りて行きます。
これらが途中で合流すると、その場所でまとまって液切れに戻ってしまします。
一度液が降り始めたら、下の液に合流するまではたたくのをやめてください。

・液切れが細かくなるほどちぎれにくくなり、たたく回数が増えます。


以上です。

そもそも温度計を立てて保管すれば済む話なんですけどね(笑)


▼追記

たたくときは温度計を熱しておいたほうがいいようです。
温度が上がると中の液がサラサラになってちぎれやすくなります。
平温の時は液がどろどろでたたいても液がちぎれません。

0.5mmくらい残っていた液切れは
普通に使用しているうちに消えました。





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